バンダイナムコゲームスは,2006年から独自のコンテンツを用いた「エンターテインメント性の高い課外授業」を小学校向けに行っており,今回の教科書制作はそうした試みの中から生まれたものだ。コンテンツの企画/制作をバンダイナムコゲームスが行い,学校図書が指導/監修したとのこと。エンターテイメント企業が教科書の制作に関わるのは,日本では初めてのことになる。
バンダイナムコゲームスと学校図書 平成23年度 小学校向け教科書を共同制作
※クリックするとpdfファイルが開きます制作されたのは,国語,算数,理科の三教科28冊の教科書で,例えば理科では,勉強することになる「エネルギー」「物質」「生命」,そして「地球」をイメージした粘土細工を作成し,学習内容を分かりやすく表現。また算数では,1年生から6年生まで一貫して登場するメインキャラクターを作成したり,学年ごとにクリアしていくべきゲーム的な要素を加えたりしているとのこと。
教科書にエンターテイメント性を加えると聞くと,つい「ゆとり系?」とツッコミたくなるが,そういうことではないようだ。円周率を楽しく覚えるのと,ばっさり「3」にしてしまうのとは異なる話。なんにせよ,こういう教科書が40年前にあったら,今頃もうちょっとなんとかなっていたかなあと思うのは筆者だけではないだろう。だけかもしれないが。
引用元:RMT(リアルマネートレード)専門サイト『RMTワンファースト』
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